就活対策といえば、
「自己分析をしろ」「TOEICを上げろ」「インターンに行け」
どれも正しい。否定する気はない。
ただ、みんなが同じことをやる以上、そこで差はつきにくい。
自己分析もTOEICもインターンも、やればやるほど“平均点の争い”になっていく。
私は新卒就活でも転職でもかなりの数の面接を受けてきたし、上場企業で働いた経験もある。
その中で見えてきたのは、経営陣や管理職が「おっ、こいつは欲しい」と感じる人には、わりと共通点があるということだ。
それは、就活本に書いてある王道対策を何周したかではない。
もっと生々しく言えば、上の世代から見て“話してみたい”“使えそう”“育てたら面白そう”と思える材料を持っているか である。
そして、その材料になりやすいのが
プログラミング、ゴルフ、投資 だと私は思っている。
この記事では、就活で差がつく“裏側の準備”を本音で書く。
王道の対策を捨てろという話ではない。
王道をやったうえで、最後に「欲しい」と思わせるための準備だ。
結論は3つ。
- 第1位:プログラミング(成果物が作れる人は希少)
- 第2位:ゴルフ(管理職世代との共通言語になる)
- 第3位:投資(金融リテラシー。世の中が読めるようになる)
量産型の就活が嫌いな人だけ読んでほしい。
普通にやって勝てる人は、ここで閉じても大丈夫だ。
第3位:少額の株投資 ― 世の中を理解する最短ルート

大大学生は、能力以前に「世の中を知らない」ことが多い。
これは責める話ではなく、単純に経験が足りないだけだ。
でも、社会人になると、仕事は常に「会社がどう稼ぐか」「業界がどう動くか」「景気で何が変わるか」とつながっている。
その感覚を早い段階で持てるのが、投資の強さだと思う。
ここで言う投資は、儲け話ではない。
目的は、企業や社会の動きを“自分ごと”として見られるようになることだ。
少額でも自分のお金を入れると、ニュースの見え方が変わる。
金利、為替、決算、業界再編。
今まで流していた情報に、急に引っかかるようになる。
しかも、これは面接で直接「株をやっています」とアピールするためのものではない。
むしろ面接で無理に出す必要はないと思う。
ただ、社会人になると意外と株の話は盛り上がる。
特に飲み会では、「最近どう?」「NISAやってる?」「あの会社強いよね」みたいな話になることがある。
そういう時にまったく知らないより、少しでも触れている方が会話に入れる。
投資の価値は、儲かることよりも、
企業を見る目と、社会人との共通言語が増えること にある。
投資に触れると、世界が“自分ごと化”する
- ニュースが「へぇ」から「なるほど」に変わる
- 決算やIRに興味が湧く
- ビジネスモデルを言語化できるようになる
- 業界ごとの強弱が体感でわかる
この土台があるだけで、面接の受け答えが一段変わる。
言葉が強くなるというより、視点が上がる。
上場企業なら、情報が“無料で落ちている”
志望企業が上場しているなら、決算資料やIRが公開されている。
面接前に「会社の強み」「市場での立ち位置」「伸びている事業」を把握できるのは、想像以上に武器になる。
就活の情報収集って、だいたいが口コミか就活サイトになる。
それより確度の高い一次情報(IR)を読める時点で、話が変わる。
今日やること(30分でOK)
- 今日やること
- 証券口座を開く
- 気になる企業を1社見る
- 少額でいいからベットしてみる
- その企業のニュースを1か月追う
面接での言い方テンプレ(刺さる)
- 「御社の売上構成を見て、特に○○事業が伸びている点に注目しました」
- 「同業と比べた時の強みは○○だと理解しています。理由は△△です」
これを自然に言える学生は少ない。
別に株を買わなくてもいい。“読める”だけで勝てる。
※注意:投資は自己責任。借金してやるものではない。生活費を削るのも違う。目的は“理解”だ。
第2位:ゴルフ ― 管理職世代に刺さる「共通言語」

これは表では語られないが、現実的に強い。
部長クラス以上の管理職は、高確率でゴルフをやっている。
つまり二次面接・最終面接であなたを判断する人の多くが、ゴルフ経験者ということだ。
ここで勘違いしてほしくないのは、ゴルフは「媚び」ではない。
“共通言語”があると、会話が滑らかになるという話だ。
月1回の打ちっぱなしで十分強い
ガチ勢になる必要はない。
むしろ、変に語りすぎると逆効果だ。
軽く触っておいて、こう言えるだけで空気が変わる。
面接での言い方テンプレ
- 「月1くらいで打ちっぱなし行ってます。社会人になったらぜひ教えてほしいです」
- 「まだ初心者ですけど、続けてます。体力づくりにもなるので」
たったこれだけで、相手の顔が変わることがある。
なぜなら相手の頭の中で「一緒に過ごせそうな人」が想像できるからだ。
ゴルフは“8時間一緒にいられるか”のテストでもある
偉い人ほど、「この人と一緒に働きたいか」を重視する。
ゴルフはその判断材料になりやすい。
- コミュ力
- 清潔感
- 素直さ
- 人柄
- 空気の読み方
- ミスした時の態度
こういう“社会人基礎力”が一発で伝わる。
学生のうちに少し触っておくだけで、就活の会話が一段スムーズになる。
だから強い。
今日やること(最短ルート)
- 近所の打ちっぱなしを検索
- 体験レッスン or レンタルで1回だけ行く
- 「月1で続ける」だけ決める
※注意:ゴルフをやってないと落ちる、という話ではない。
ただ、刺さる面接官がいるのは事実だ。武器にできるなら持っておけばいい。
投資と思って始めてもいいのではないか。
第1位:プログラミング ― 100人に1人の“圧倒的差別化”

就活対策で、最終的に破壊力が一番大きいのはこれだ。
英語や資格は、頑張っている学生が多い。
一方で、プログラミングを「成果物として語れる」学生はまだ少ない。
ここで重要なのは、プログラマーを目指すことではない。
たった一つでいいから、“作ったもの”を持つことだ。
企業はDXをやれと言う。でも「書ける人」が足りない
今どの企業もDXを進めている。
だが実際に、プログラムを書ける社員は驚くほど少ない。
その状況で面接でこう言われたら、企業側は普通に反応する。
- 「Excelの手作業をVBAで自動化しました」
- 「Pythonで小さいツールを作りました(実物あります)」
- 「AIを使いながらエラーを潰して動くものを作った経験があります」
これだけで「仕事が想像できる人」になる。
就活で強いのは、結局ここだ。
才能じゃない。今はAIがある
昔はプログラミングは才能ゲーだった部分もある。
でも今は違う。
ChatGPTがあれば、
- コードの書き方
- エラーの原因
- 修正方法
- 設計の考え方
- 改善案
ここまで全部サポートしてくれる。
必要なのは才能じゃなくて、最初に手を動かす勇気だ。
今日やること(最短で“語れる成果物”を作る)
おすすめはこれ。就活向きで、成果が説明しやすい。
- Excelの作業を自動化する(VBA or Python)
- CSVを整形してレポートを作る
- スクレイピングで情報を集める(規約は守る)
- 簡単な家計簿・タスク管理ツールを作る
ポイントは「見せられる形」にすること。
GitHubでもいいし、画面キャプチャでもいい。
面接での言い方テンプレ(刺さる)
- 「手作業だった○○を自動化して、作業時間を△△から□□に減らしました」
- 「小さいツールですが、現場で使える形にして改善しました」
- 「AIを使って仕様を整理し、動くところまで作り切りました」
“動くものを作った経験”は、就活で想像以上に強い。
入社後も普通に重宝される。
まとめ:表の努力ではなく“裏側の準備”が就活を制す
就活で本当に価値があるのは、
1位:プログラミング(成果物があると一気に差がつく)
2位:ゴルフ(管理職世代との共通言語になる)
3位:投資=金融リテラシー(世の中が読めるようになる)
どれも就活塾やYouTubeが正面からは教えない“非王道の準備”だ。
だからこそ、競合と被りにくい。差がつきやすい。
TOEICも自己分析もインターンも、やる人はやる。
でもそれだけだと、最後は横並びになる。
面接の場で空気を変えるのは、
「この人は話が通じる」「この人は仕事ができそう」 と思わせる材料だ。
今日からでいい。
まずは一つだけ始めてみてほしい。
就活の景色が変わる。



