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今回は危険物取扱者甲種の勉強法について記事にしてみました。
メーカーで働く人は、会社側から資格を取るように言われるのではないでしょうか?
難易度は高く、すごい資格ではありますが、持っていても別に給料は上がらないんですけどね(笑)
私は社会人一年目にこの試験を受け、以下の点数で合格しました。
- 危険物に関する法令:100点
- 物理学及び化学:60点
- 危険物の性質・火災予防・消火方法:100点
理系の大学院を修了後、メーカーで勤務しています。化学の基礎知識はありましたが、それでも試験対策には苦労しました。
点数は極端になりましたが、ギリギリ合格でした。土日も必死に勉強し、運にも助けられました。
危険物取扱者甲種は、全ての危険物を取り扱うことができる最上位の資格であり、その試験範囲は広範囲にわたります。効率的に学習を進め、合格を目指すためのポイントを以下にまとめました。
どんな方がこの記事を読むのか

やばい!来月の危険物の試験を受けろと会社に言われた。勉強法が分からん。

危険物甲種を取って、就職活動を有利に進めるぞ。いい参考書とかないかな?
1.危険物甲種のメリット すごい?意味ない?
危険物取扱者甲種は、危険物を取り扱う資格の中でも最上級の資格に位置しており、非常に価値のある資格です。以下の点で特に評価されています。
1.1 全ての危険物を取り扱える
甲種の最大の特徴は、すべての危険物を取り扱えることです。甲種取得者は、法令で規定されるすべての危険物の取扱いが許可されており、他の資格(乙種など)では扱えない物質も扱えるため、実務での適用範囲が非常に広いです。
1.2 業界での信頼度が高い
甲種の資格は、特に化学、製造、物流などの業界で求められることが多いです。甲種取得者は、危険物を取り扱う業務において重要な役割を担うことができ、企業からの信頼も高くなります。
1.3 キャリアアップに有利
甲種取得者は、危険物の安全管理や防災、リスク評価などの業務をリーダーとして担当することができます。そのため、キャリアアップや昇進を目指す際に大きなアドバンテージとなります。
1.4 実務における責任範囲が広い
甲種を持っていると、危険物の管理や取り扱いにおいて責任範囲が広くなるため、職場でのポジションが上がることが多いです。資格があることで、より責任ある役割を担えるようになります。
1.5 国家資格としての信頼性
危険物取扱者甲種は、国家資格であり、試験の難易度が高い分、合格することで専門的な知識と技術を有することが証明されます。これにより、転職や就職活動で有利に働きます。
2. 試験の概要と受験資格
危険物取扱者甲種試験は、以下の科目で構成されています:
- 危険物に関する法令:危険物の規制や取り扱いに関する法律や規則。
- 物理学及び化学:燃焼理論や化学反応など、基礎的な物理・化学の知識。
- 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法:各種危険物の特性や適切な消火方法。
合格ラインは3科目すべてが正答率60%以上になります。1科目でも落とすと不合格なのでご注意を
受験資格として、以下のいずれかを満たす必要があります:
- 大学等で化学に関する学科を修了。
- 大学等で化学に関する科目を15単位以上修得。
- 乙種危険物取扱者免状を4種類以上取得。
- 乙種危険物取扱者として2年以上の実務経験。
3.勉強期間と合計勉強時間
私は勉強を約3か月間行いました。勤務時間の隙間時間を活用しながら進め、試験前の1か月は特に集中して知識を詰め込みました。
週あたりの勉強時間:平日1~2時間、週末は3~4時間を目安に学習を進めると、3ヶ月間で十分に準備できます。毎日コツコツと積み上げていくのがポイントです。
試験前の1ヶ月:試験1ヶ月前には特に集中的に学習し、過去問を繰り返し解いて試験の形式に慣れましょう。分からない部分や間違えた問題に関しては、重点的に復習を行うことが重要です。
4. 効率的な学習方法
4.1 信頼性の高い教材の選定
市販のテキストや問題集は、専門家が監修したものを選びましょう。正確な情報を基に学習することで、誤った知識の定着を防げます。
私が使用したのは過去問とテキストが一冊になったものです。いろいろ買いましたが、これ一冊で問題ありませんでした。これにすべてかいてありますので、何周も勉強しましょう
4.2 過去問題の活用
過去問を解くことで、試験の出題傾向や形式に慣れることができます。特に間違えた問題は重点的に復習し、理解を深めましょう。
4.3 学習スケジュールの立案
試験日から逆算し、各科目に十分な時間を割り当てた学習計画を立てましょう。特に苦手分野には多めの時間を確保し、無理のないペースで進めることが大切です。
4.4 通信講座の活用
独学に不安がある方や効率的に学習を進めたい方は、通信講座の利用も検討してみてください。専門家による解説や動画教材など、充実したサポートが受けられます。
5. 科目別学習ポイント
5.1 危険物に関する法令
- 頻出項目の暗記:法令は改正が少なく、頻出項目を確実に覚えることで得点源とできます。
- 条文の理解:単なる暗記ではなく、条文の背景や目的を理解することで応用問題にも対応できます
普段の業務でも安全管理や規制に関する知識を活用している場合、危険物に関する法令はイメージが付きやすい部分です。例えば、危険物を取り扱う際の法令や規制の理解は、日常的に行っている安全管理やリスク評価業務と重なる部分があります。普段の業務から得た知識を元に、具体的な法令や規則を学べば、効率的に理解が進むでしょう。
5.2 物理学及び化学
- 基礎概念の理解:燃焼の原理や化学反応式など、基本的な概念をしっかりと押さえましょう。
- 計算問題の練習:モル計算やエネルギー計算など、頻出の計算問題に慣れておくことが重要です。
物理学及び化学は、基本的に高校の理科レベルの内容が中心です。しかし、油断は禁物です。特にモル計算やエネルギー計算などの計算問題は、慣れていないとミスしやすい部分です。理解が不十分だと、試験で確実に得点を取ることが難しくなります。
物理学や化学に関しては、基礎概念をしっかりと理解し、計算問題を繰り返し練習することが重要です。実際の試験では、理論的な知識と計算の正確さが求められますので、手を抜かずにしっかりと学習しましょう。
5.3 危険物の性質・火災予防・消火方法
- 各物質の特性把握:危険物ごとの性質や危険性、適切な取り扱い方法を理解しましょう。
- 消火方法の適用:火災の種類や原因に応じた消火方法を正しく選択できるように学習します。
危険物の性質や火災予防方法についても、普段の業務で危険物を取り扱っている場合は、実務経験を通じて感覚的に理解していることが多いです。危険物ごとの取り扱いや性質、火災時の消火方法などは、これまでの経験を活かして学ぶことができるため、実務経験がある人にとっては比較的イメージが付きやすい内容と言えるでしょう。
消火方法の適用:
火災の種類や原因に応じて、適切な消火方法を選ぶことが重要です。例えば、水で消火してはいけない危険物もあるため、それぞれの物質の特性と対応方法を正確に理解しておく必要があります。
暗記+イメージで定着:
この分野は暗記が中心ですが、ただ覚えるのではなく、「なぜこの危険物は水で消せないのか?」など、イメージを持って覚えると記憶に残りやすくなります。可能であれば、図やイラストを用いた教材も活用すると効果的です。
6. 試験直前の対策
- 総復習:これまで学習した内容を総ざらいし、弱点を再確認します。
- 模擬試験の実施:時間を計って模擬試験を行い、本番さながらの環境で練習しましょう。
- 体調管理:十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけ、試験当日にベストな状態で臨めるよう準備します。
7. ぶっちゃけトーク
就職活動のために必要?
大学生・大学院生が「就活で有利になるかも」と思って危険物甲種を取っておくのは、悪くない選択だと思います。
とはいえ必須ではありません。資格があるからといって研究職に内定しやすくなるわけでもないです。
ただし、資格取得の過程で得た知識や、独学で勉強した経験は、自己PRや面接ネタとして活用できます。
地味ですが、「何かを計画的にやり遂げた実績」は就活では強いです。
給料上がった?
上がりません……。
会社によっては手当がつくところもあるかもしれませんが、私の勤務先ではまったく無反応。
むしろ「昇給する会社があるなら教えてほしい」くらいです(笑)。
じゃあ、なんで資格取るの?
ぶっちゃけ、受からないと恥ずかしいからです。
理系の大学院を出たなら、「このくらいの試験、サクッと受かるでしょ?」っていう空気ありますよね。
逆に何度も落ちると面倒くさいし、ちょっと気まずい。
なので、一発合格をおすすめします。
8. 最後に
最後に:一発合格のために大切なこと
危険物取扱者甲種は確かに難関資格です。しかし、的を絞った効率的な勉強法をとれば、社会人でも合格は十分に可能です。
- 信頼できる教材を繰り返す
- 苦手な分野を重点的に復習する
- 過去問で実践力を養う
私は理系修士で基礎知識があったとはいえ、「物理学及び化学」でギリギリの点数だったことからも、どこか1科目でも油断すると落ちます。本気で取り組めば、文系の方でも合格できる試験ですが、逆に舐めてかかると落ちます。
「来月受けろと言われて焦ってる」そんなあなたでも、この記事で紹介したポイントを抑えて、地道に学習を進めれば、合格は見えてきます。
合格すれば、「すべての危険物を取り扱える国家資格」の保持者になれます。自信を持って、そして冷静に、試験に臨んでください。
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