はじめに
猫って、高いところが本当に好きですよね。
キャットタワーの一番上だったり、棚の上だったり。
わざわざ、
「なんでそこ?」
という場所でくつろいでいることもあります。
そこで以前から作ってみたかったのが、壁を使った**キャットステップ(キャットウォーク)**です。
ただ、我が家で問題になったのが取り付け方法。
「壁にネジで大きな穴を開けるのはイヤ」
「突っ張り式は柱が目立つ」
「できれば家具を増やさず、部屋をスッキリ見せたい」
そんな条件でいろいろ調べた結果、たどり着いたのが石膏ボード用のピンを使って壁に取り付ける方法でした。
実際にDIYしてみたところ、想像以上にスッキリ。
我が家の6kgと5kgの猫も毎日のように飛び乗って使っています。
しかも、市販の大型キャットウォークを購入するとかなりの金額になりますが、今回かかった材料費は、
約2万円。
この記事では、
- 実際に作ったキャットステップ
- 使用した材料
- 費用
- 必要な工具
- 作り方
- 石膏ボードに取り付けるときの注意点
- 実際に猫に使ってもらった感想
までまとめて紹介します。
「賃貸でもキャットステップを作ってみたい」
という方の参考になればうれしいです。

作っなぜキャットステップをDIYしたのか
もともと我が家にはキャットタワーがあります。
ただ、猫を見ていると、
もっと上下に移動できる場所があったら楽しそうだな
と思うようになりました。
猫は床面積だけではなく、高い場所を使って生活します。
だったら家具を増やすより、
壁の空いているスペースを使った方がいいんじゃないか?
と考えたのが始まりです。
キャットステップを設置すれば、床をほとんど使わずに猫の移動スペースを増やせます。
ただし、市販品を調べると意外と高い。
しっかりしたキャットウォークを一式そろえると、数万円する商品も珍しくありません。
そこで、
「木材と金具を買って、自分で作ればいいのでは?」
と思いDIYすることにしました。
今回のキャットステップでこだわったこと
今回、特に重視したのは3つです。
1. 石膏ボードピンを使う
一番重要だったのがこれ。
壁に太いネジやアンカーを打ち込むのではなく、石膏ボード用の細いピンで固定できるパーツを使いました。
取り外したあとも比較的小さな穴で済むため、賃貸住宅でも検討しやすい方法です。
ただし、
「賃貸なら絶対に大丈夫」
という意味ではありません。
物件ごとに契約内容も違うため、気になる場合は賃貸借契約書を確認してください。
2. 突っ張り式にしなかった
賃貸のキャットタワーDIYでは、2×4材などを床と天井で突っ張る方法も定番です。
ただ、私は今回この方法を選びませんでした。
理由は単純で、
柱が結構目立つから。
せっかく壁を使うなら、
できるだけ浮いているような、スッキリした見た目にしたい。
また、我が家では子どもも生活しているため、大きな柱を増やしたくないという理由もありました。
そこで今回は壁面に直接固定するタイプにしています。
3. 木材の角をなるべく丸くする
猫が使うものなので、見た目だけでなく安全性も重要です。
猫はかなり勢いよくステップに飛び乗ります。
そのため、
角が鋭い木材はできるだけ避けました。
必要な部分は紙やすりを使って角を処理しています。
人間がぶつかったときのケガ防止にもなるので、ここはやっておいてよかったです。
今回作ったものがこちらです。

壁から棚板が浮いているように見えるので、かなりスッキリしています。
個人的には、
「DIY感があまり出なかった」
のがかなり気に入っています。
アカシア材を使ったので、普通のSPF材よりも家具っぽい見た目になりました。
材料(税抜価格)
材料はほぼすべてビバホームで購入しました。
一部の金具や工具はAmazon・楽天でも購入できます。
今回使った材料はこちら。
- アカシアディメンション 19×89×1820mm …… 798円
- アカシアシェルフボード 15×250×600mm …… 1880円
- アカシアシェルフボード 15×250×900mm …… 2880円
- アカシアシェルフボード 15×250×300mm …… 980円 ×3
- アカシア1×4 ワンバイ溝加工 約19×89×1800mm …… 1180円
- ステン木ねじ 皿 4.5×38 …… 318円
- ステンタッピング 皿 4×16 …… 318円 ×2
- L字金具(小) …… 368円 ×3
- L字金具(大) …… 538円 ×3
- SPFブラケットショート ブラック AP-3028B …… 998円 ×2 [Amazonリンク][楽天リンク]
合計:18,306円(税抜)20,136円(税込)
約2万円です。
木材の種類や大きさを変えれば、もう少し安く作ることもできると思います。
逆に見た目を重視して良い木材を選ぶと、価格は上がります。
今回は、
安さと見た目のバランス
を考えてアカシア材を選びました。
必要な道具
- インパクトドライバー
- ノコギリ(ホームセンターでカットしてもらえば不要)
- 水平器
- 桐ドリル(下穴用)
- 紙やすり #240
賃貸にもおすすめ!
「ネジで固定はしたくない」「突っ張りタイプは見た目も不安定でイヤ」…そんなふうに思っている方には、今回の方法がとてもおすすめです。
ピンで空いた穴は簡単にふさぐことができますし、不動産屋さんも細かくチェックしないことが多いので安心感があります。
部屋が狭くても、壁をうまく使えばおしゃれでスッキリしたデザインに仕上げられます。
猫も人も快適に過ごせるので、ぜひ試してみてください。
➀壁側

②木材側

③設置した様子

④ピンの穴の大きさ

実際に作って分かった注意点
キャットステップを作ってみて、
「ここは気をつけた方がいい」
と思ったポイントもあります。
壁の下地にピンが当たる場合がある
先ほども書きましたが、石膏ボードの裏側には木材などの下地が入っている場所があります。
そこにピンが当たると、うまく刺さらない場合があります。
無理に叩き込むのではなく、位置を調整した方が安全です。
メーカーの説明書・耐荷重を確認する
DIYで最も重要なのはここです。
使用する金具にはそれぞれ使用条件があります。
製品の取扱説明書、対応する壁材、耐荷重などを必ず確認してください。
猫は棚の上に静かに乗るだけではありません。
床から勢いをつけて飛び乗ることがあります。
そのため、単純に、
「猫が5kgだから5kgに耐えれば大丈夫」
とは考えない方がいいです。
定期的に緩みをチェックする
設置したら終わりではありません。
私は定期的に、
- 棚板がグラついていないか
- 金具が浮いていないか
- ネジが緩んでいないか
- 壁に異常がないか
を確認しています。
猫が毎日のように飛び乗る場所なので、定期点検はした方が安心です。
DIYなので安全を完全に保証するものではない
今回紹介している方法は、
我が家で実際に行っているDIYの一例です。
壁の材質、取り付け位置、使用する木材、金具、施工方法などによって強度は変わります。
我が家では5kg・6kgの猫が使用していますが、
同じ材料を使えば必ず同じ強度になるという保証はありません。
実際に施工する場合は、使用する製品の説明書を確認したうえで安全に取り付けてください。
DIYして一番よかったのは「部屋が狭くならない」こと
作る前は、
「普通にキャットタワーをもう1個買った方が楽じゃない?」
とも思いました。
でも実際に作ってみると、
壁を使えるメリットがかなり大きい。
床に家具を増やさないので、部屋が狭くなりません。
むしろ視線が上に行くので、以前より部屋が広く感じるようになりました。
突っ張り用の柱もないため、見た目もかなりスッキリしています。
費用は約2万円。DIYしてよかった?
今回の材料費は、
税込20,136円。
約2万円でした。
決して数千円でできるDIYではありません。
ただ、
- 自分の部屋に合わせてサイズを決められる
- 好きな木材を選べる
- 猫の動線に合わせられる
- 床面積を使わない
- 見た目がスッキリする
ことを考えると、かなり満足しています。
何より、
猫が実際に使ってくれている。
これが一番です。
まとめ|賃貸でも壁を使えばキャットステップを作れる
今回、石膏ボード用のピンと木材を使ってキャットステップをDIYしました。
かかった材料費は、
約2万円。
市販品をそのまま設置するのとは違い、自分の部屋と猫に合わせて自由に作れるのがDIYの魅力です。
今回作ってみて特に良かったのは、
- 壁面を有効活用できた
- 床が狭くならなかった
- 突っ張り柱がなく見た目がスッキリした
- アカシア材のおかげで家具っぽく仕上がった
- 猫が毎日使ってくれている
というところ。
最初は、
「ピンで本当に大丈夫なのか?」
とかなり不安でした。
でも完成して猫たちが普通に飛び乗り、高い場所でくつろいでいるのを見ると、
作ってよかったな
と思います。
賃貸だからとキャットステップを諦めていた方も、石膏ボードに対応した固定方法を一度調べてみる価値はあると思います。
ただし、壁の種類や使用する金具によって条件は変わります。
必ず製品の説明書や賃貸借契約を確認し、安全第一でDIYしてください。





