PR

【3か月で一発合格】危険物取扱者甲種の勉強法とおすすめ参考書

資格勉強
記事内に広告が含まれています。

「会社から危険物甲種を取るように言われた」

「危険物甲種って難しい?どれくらい勉強すれば受かる?」

「おすすめの参考書は?」

そんな人に向けて、今回は危険物取扱者甲種に一発合格したときの勉強法を紹介します。

私は理系の大学院を修了後、メーカーに入社し、社会人1年目に危険物取扱者甲種を受験しました。

結果はこちら。

  • 危険物に関する法令:100点
  • 物理学及び化学:60点
  • 危険物の性質・火災予防・消火方法:100点

見事なまでの両極端です。

法令と性質・消火は満点なのに、物理・化学は合格ラインの60点ギリギリ

理系大学院を出ているので、「物理・化学なんて余裕だろう」と思うかもしれません。

全然そんなことありませんでした。

土日もかなり勉強しましたし、物理・化学に関しては運にも助けられたと思っています。

だから最初に結論を言うと、

危険物甲種は、きちんと勉強すれば受かる。でも、舐めると普通に落ちる試験です。

この記事では、私が実際に合格するまでにやった勉強法、勉強時間、使った参考書、科目ごとの攻略法までまとめます。囲にわたります。効率的に学習を進め、合格を目指すためのポイントを以下にまとめました。

どんな方がこの記事を読むのか

会社員
会社員

やばい!来月の危険物の試験を受けろと会社に言われた。勉強法が分からん。

学生さん
学生さん

危険物甲種を取って、就職活動を有利に進めるぞ。いい参考書とかないかな?

1. 危険物取扱者甲種とは?

危険物取扱者甲種は、消防法で定められているすべての種類の危険物を取り扱うことができる国家資格です。

危険物は第1類から第6類まで分類されています。

例えば、

  • 第1類:酸化性固体
  • 第2類:可燃性固体
  • 第3類:自然発火性物質・禁水性物質
  • 第4類:引火性液体
  • 第5類:自己反応性物質
  • 第6類:酸化性液体

などがあります。

有名な乙種第4類、いわゆる「乙4」では第4類しか扱えません。

一方、甲種を取得すると第1類から第6類まで全部扱えるのが大きな特徴です。

化学メーカー、製薬会社、石油関連、素材メーカーなど、危険物を扱う職場では比較的なじみのある資格だと思います。


2. 危険物甲種はすごい?意味ない?

資格を取る前に気になるのが、

「危険物甲種って、実際すごいの?」

というところでしょう。

私の感覚では、

資格としては十分すごい。でも、取った瞬間に人生が変わる資格ではない。

というのが一番近いです。

2.1 すべての危険物を取り扱える

甲種最大のメリットです。

第1類から第6類までの危険物を扱えるため、化学系・製造系の職場では幅広く使えます。

特にメーカーでは、

「危険物を扱うなら持っておいて」

と言われることもあります。

2.2 化学・製造系では持っていて損はない

危険物甲種を持っているだけで採用が決まるわけではありません。

ただ、

「危険物に関する最低限の法令・化学・安全知識を持っている」

という証明にはなります。

化学メーカーや製薬会社などを志望している学生なら、履歴書に書ける資格として悪くありません。

2.3 給料が上がるとは限らない

ここは期待しすぎない方がいいです。

私の場合、

給料は1円も上がりませんでした。

会社によっては資格手当や報奨金が出る場合もあると思いますが、

「甲種を取った!これで年収アップだ!」

という資格ではありません。

少なくとも私は完全に無風でした。

2.4 それでも取る価値はある

それでもメーカー勤務なら、取っておいて損はないと思います。

一度合格してしまえば履歴書にも書けますし、実務で危険物を扱う際の基礎知識にもなります。

特に若手社員なら、

「会社から受けろと言われたら、一発で取って終わらせる」

くらいの感覚がおすすめです。


3. 危険物甲種の試験内容

危険物甲種は、大きく3科目に分かれています。

危険物に関する法令

危険物施設、指定数量、保安距離、届出など、消防法に関する問題です。

物理学及び化学

燃焼、熱、化学反応、モル計算、物質の性質などが出題されます。

危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法

第1類から第6類まで、それぞれの危険物の性質や適切な消火方法などが問われます。

そして重要なのが合格基準。

3科目それぞれで60%以上取る必要があります。

合計点が高ければいいわけではありません。

例えば、

  • 法令:100点
  • 物理・化学:50点
  • 性質・消火:100点

なら不合格です。

私が物理・化学60点だったので、まさに首の皮一枚。

苦手科目を捨てる戦略が使えない試験なのが、危険物甲種の怖いところです。


4. 危険物甲種の受験資格

甲種は乙種や丙種とは違い、誰でも受験できるわけではありません。

代表的な受験資格としては、

  • 大学等で化学に関する学科・課程を修了している
  • 大学等で化学に関する科目を15単位以上修得している
  • 一定の乙種危険物取扱者免状を4種類以上取得している
  • 乙種危険物取扱者免状取得後、危険物取扱いの実務経験が2年以上ある

などがあります。

化学系・薬学系の大学を卒業している人なら、受験資格を満たしているケースが多いと思います。

ただし、自分の学科や取得単位が対象になるか微妙な場合は、申し込み前に消防試験研究センターの最新情報を確認してください。


5. 私の勉強期間は約3か月

私は試験まで約3か月勉強しました。

社会人だったので、仕事をしながらの勉強です。

最初から毎日何時間もやっていたわけではなく、序盤は少しずつ進め、試験1か月前くらいから本気で詰め込みました。

目安としては、

  • 平日:1~2時間
  • 休日:3~4時間
  • 試験1か月前:過去問中心に集中

というイメージです。

もちろん必要な時間には個人差があります。

化学系出身なら物理・化学を短縮できる可能性がありますし、危険物を実務で扱っている人なら性質の部分も理解しやすいでしょう。

ただし、

「理系だからほぼノー勉でいけるだろう」

はおすすめしません。

私は理系大学院卒で物理・化学60点でした。

説得力あるでしょう。


6. 危険物甲種でおすすめの参考書

私は参考書や問題集をいくつか買いました。

でも、振り返ってみると、

何冊も買う必要はありませんでした。

最終的に一番使ったのが、公論出版の危険物甲種の問題集です。

私が使った参考書

『甲種危険物取扱者試験』公論出版

暮らしショップ楽天市場店
¥3,649 (2026/08/22 11:29時点 | 楽天市場調べ)

過去問形式の問題と解説がまとまっていて、これを繰り返せば十分戦えます。

私なら今受験するとしても、

この1冊を何周もします。

参考書を5冊買って1周ずつするより、1冊を3周、4周した方が圧倒的にいいです。

特に危険物甲種は似たような知識が繰り返し問われるので、

「見たことがある問題」を増やすことが重要です。

【ここにPochippの商品リンク】

Amazonはこちら
https://amzn.to/4pBe2Ij


7. 私がやった危険物甲種の勉強法

基本的な勉強法はシンプルです。

問題を解く → 間違える → 解説を読む → また解く

これを繰り返しました。

7.1 最初から全部覚えようとしない

最初にテキストを1ページ目から全部暗記しようとすると、かなりしんどいです。

危険物甲種は範囲が広いので、最初から完璧を狙うと進みません。

私はまず問題を解き、

「こういうことが聞かれるのか」

と試験の形を知るところから始めました。

分からなくてもOKです。

問題を解いてから解説を読む方が、

「ここが試験に出るんだ」

と分かるので頭に入りやすくなります。

7.2 間違えた問題を重点的にやる

すでに何度も正解できる問題を繰り返すより、

毎回間違える問題を潰す方が重要です。

特に試験1か月前は、間違えた問題を重点的に復習しました。

「正解したか」ではなく、

なぜ他の選択肢が間違いなのか説明できるか

まで確認できればかなり強いです。

7.3 参考書を増やさない

勉強していると不安になって、

「別の問題集も買った方がいいかな」

となります。

私もいろいろ買いました。

でも結局、一番大切なのは、

信頼できる1冊を仕上げること。

新しい参考書を買うと勉強した気になりますが、知識が増えるとは限りません。

危険物甲種なら、まず1冊を徹底的にやることをおすすめします。


8. 科目別の勉強法

ここからは3科目それぞれについて、私が感じたポイントを紹介します。


8.1 危険物に関する法令

私は法令が100点でした。

この科目は、しっかり勉強すればかなり得点源にできます。

法令は、

  • 指定数量
  • 製造所・貯蔵所・取扱所
  • 保安距離・保有空地
  • 届出・許可
  • 危険物保安監督者

など、覚えることが多いです。

最初は、

「数字ばっかりで意味分からん」

となります。

ただ、問題を何度も解いていると同じ論点が繰り返し出てきます。

そのため法令は、

理解3割+暗記7割

くらいの感覚で、過去問を繰り返すのがおすすめです。

メーカー勤務で安全管理や危険物設備を見た経験がある人なら、実物をイメージすると理解しやすくなります。


8.2 物理学及び化学

私の得点は60点

危なかったです。

個人的には、危険物甲種で一番油断してはいけない科目です。

私は大学院まで化学系だったので、

「ここは余裕だろう」

と思っていました。

それが一番危なかった。

内容としては、

  • 燃焼
  • 熱・エネルギー
  • 気体
  • 酸・塩基
  • 酸化還元
  • モル計算
  • 化学反応
  • 有機化学

など、基礎的な物理・化学が中心です。

難関大学の入試問題のような超難問が出るわけではありません。

ただ、

広く浅く忘れている知識を聞かれる

ので意外と点を落とします。

大学を卒業して何年も経っている社会人なら、

「昔やったことあるけど忘れた」

という問題がかなりあるはずです。

計算問題については、読むだけではなく実際に手を動かして解いた方がいいです。

私のように合格ラインギリギリにならないためにも、理系の人ほど油断しないことをおすすめします。


8.3 危険物の性質・火災予防・消火方法

ここは100点でした。

この科目は暗記量こそ多いですが、整理して覚えると得点源になります。

重要なのは、

危険物を単なる文字として覚えないこと。

例えば、

  • 水と反応するのか
  • 空気中で発火するのか
  • 水より重いのか軽いのか
  • 何で消火するのか
  • どう保存するのか

といった特徴を、物質のイメージとセットで覚えます。

特に、

「水をかけていい危険物なのか?」

は重要です。

危険物によっては、水をかけることでかえって危険になるものがあります。

「なぜ水がダメなのか」

まで理解すると、丸暗記よりかなり覚えやすくなります。

化学メーカーなどで実際に溶媒や薬品を扱っている人なら、SDSや普段の作業と結びつけると覚えやすいと思います。


9. 試験1か月前からやったこと

試験直前は、新しい参考書には手を出しませんでした。

ひたすら、

今まで間違えた問題を潰す

ことに集中します。

おすすめは次の流れです。

  1. 過去問・問題集を1セット解く
  2. 間違えた問題に印をつける
  3. 解説を読む
  4. 数日後にもう一度解く
  5. また間違えた問題だけ重点的に復習する

これを繰り返します。

試験直前になったら、

「知らない問題を増やす」より「知っている問題を絶対に落とさない」

方が大切です。

3科目すべてで60%を超える必要があるため、苦手科目を放置しないようにしてください。


10. 危険物甲種は就活に有利?

学生なら気になると思います。

結論として、

持っていて損はない。でも、これだけで就活無双できる資格ではありません。

化学メーカーや製薬会社、素材メーカーなどを受けるなら、

「危険物甲種を取得しました」

と履歴書に書けます。

少なくとも、

化学系の仕事に興味があり、資格取得のために自分で勉強した

というアピールにはなります。

ただし、研究職なら研究内容や研究成果、専門性の方が当然重要です。

ですので、

「危険物甲種を持っていれば大手化学メーカーに入れる」

というものではありません。

時間に余裕がある学生なら取っておいてもいい、くらいの位置づけだと思います。


11. 危険物甲種を取ったら給料は上がった?

上がりませんでした。

以上です。

……で終わってもいいくらいです。

私の勤務先では、危険物甲種を取ったからといって毎月資格手当がつくこともありませんでした。

昇給にも特に影響なし。

もちろん会社によって制度は違います。

資格手当や一時金が出る会社もあるでしょう。

でも、

「危険物甲種=高収入資格」ではありません。

ここは勘違いしない方がいいと思います。


12. じゃあ、なぜ危険物甲種を取るのか

メーカー勤務の若手社員としての答えは、かなり現実的です。

受からないと面倒だからです。

会社から、

「危険物甲種受けてね」

と言われている場合、

何回も受験する方が圧倒的に面倒です。

理系大学院を出ていると、

「まあ受かるでしょ」

みたいな空気もあります。

そして落ちるとちょっと気まずい。

だから私は、

どうせ受けるなら一発で取って終わらせる

ことをおすすめします。

受かってしまえば、その後ずっと履歴書にも書けます。


13. 危険物甲種は難しい。でも正しい勉強をすれば受かる

危険物取扱者甲種は、簡単な試験ではありません。

特に、

3科目すべて60%以上必要

というルールが厄介です。

私は、

  • 法令:100点
  • 物理・化学:60点
  • 性質・消火:100点

で合格しました。

理系修士でも、1科目は本当にギリギリでした。

だからこそ言えるのは、

「得意科目があるから大丈夫」ではなく、「苦手科目を60点以上にする」ことが合格への近道

ということです。

私がもう一度受験するなら、

  • 参考書は1冊に絞る
  • 過去問を何周もする
  • 間違えた問題を重点的に復習する
  • 得意科目より苦手科目を優先する
  • 試験1か月前から仕上げに入る

この方法で勉強します。

「来月受けろと言われたけど、何も勉強していない」

という人でも、今日から始めればまだ間に合うかもしれません。

まず参考書を1冊決めて、1問でもいいので解き始めてください。

危険物甲種は、きちんと勉強すれば社会人でも十分に合格できます。

そして一度合格すれば、

「すべての危険物を取り扱える国家資格」

を持っていることになります。

どうせ会社に取れと言われるなら、一発で取って終わらせましょう。

関連記事

TOEIC勉強が続かない社会人に、mikan課金はかなりアリだった|本を開けない人の現実的な勉強法
転職を考えると、TOEICはやはり無視しにくい。もちろん、点数だけで転職が決まるわけではない。だが、英語力をわかりやすく示す指標として、今でも使いやすいのは事実だ。私も現在、800点を目標に日々勉強している。ただ、社会人のTOEIC勉強には…
この記事を書いた人
この記事を書いた人
SATOSU

35歳|元製薬・化学メーカー
化学×ITで現場改善|Python・VBA
日米特許の発明者|副業ブログAdSense合格
30代キャリア・仕事効率化・現場向けイラストを発信

SATOSUをフォローする
資格勉強
シェアする
SATOSUをフォローする
タイトルとURLをコピーしました